「平成25年新春のご挨拶」を追加
株主の皆様へ 平成25年新春のご挨拶
株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご支援並びにご愛顧を賜りまして厚くお礼を 申し上げます。
年頭にあたり昨年の概況と今年の抱負を申し上げ、株主の皆様のご参考になれば幸いです。
<2012年を振り返って>
当社グループは、世界景気の低迷、長期化する円高に加え新興国メーカーの台頭による価格競争の激化など取り巻く環境が悪化する中にあっても「長引く円高不況に耐えられる強い企業体質を確立すること」を最優先課題として絶え間ない製品のコストダウン、製販一体経営の理念に基づく無駄の排除、業務効率改善、ならびに国内および中国生産拠点への積極的設備投資を進める事により市場で生き残れるバイタリティーを持った企業を目指し継続行動してまいりました結果2012年上期の連結売上高は 37億8千万円と昨年に比べて若干減収になったものの、経常利益は3億1千1百万円と期初予想以上の増益を達成できました。
<2013年の抱負>
欧州債務危機の長期化、米国での財政の崖、中国市場低迷などにより世界景気の低迷がしばらく続く事が予想されるなか当社は今年もひきつづき「円高に耐えられる強い企業体質」を維持して市場で闘って行く所存です。
また技術立社としての伝統と矜持にこだわったオンリーワン製品づくりにも継続して取り組み、当社のコア製品である可変抵抗器はもとより、その周辺製品領域にも積極的に挑戦しお客様と産業界のニーズに幅広くお応え出来る新製品の開発を進めてまいります。
具体例をあげると、新時代に即応して進化した可変抵抗器やトリマーをはじめ、省エネルギー・環境負荷低減のための自動車電装品としての高信頼高寿命の非接触センサー、自動車ドアミラーの曇りを急速除去する自己温度制御型ローコストヒーター、低消費電力・長距離通信・高速処理が可能なワイヤレスモジュール製品など広範囲な分野でのニーズに応えられる製品を多数取りそろえております。
株主の皆様には、なお一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。