当社は1957年、産業機器用可変抵抗器の専門メーカーとして操業を開始しました。その後、可変抵抗器(ポテンショメータ)の商品ラインアップを拡充する一方、1976年には自動車用電装部品としての角度センサの量産を開始、2016年には予防安全支援装置に装着される車載フィルムヒーターの生産を開始するなど、電気機器・輸送用機器・産業機器・機械などの分野で、エレクトロニクスの発展とともに歩んでまいりました。
当社は可変抵抗器の技術を核に、その周辺技術や製品領域に枠を拡げるとともに、お客様の多様なニーズにお応えするため、ナノテクノロジー、精密加工技術、センサ技術、組立・加工技術の革新に取組んできました。また、グローバル環境の変化に対応したサプライチェーンマネジメントを確立し、性能の向上・品質の改善・納期の確行に取組んでまいりました。当社は今後とも、角度センサ・フィルムヒーター・可変抵抗器のプロフェッショナルとして、エレクトロニクス業界において一層の飛躍をめざします。
環境への取組みにつきましても、環境に配慮した製品設計への取組みや適正な在庫管理による資源消費抑制など、全社的な運動を継続して展開いたします。そして、コーポレートガバナンスコード、内部統制システムに関する基本方針を確立し、透明性と信頼感が高い組織を作り、良き企業市民として社会の発展に貢献したいと考えています。
今後とも皆様の一層のご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。